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レーシックの適応検査、術前検査でやること
各クリニックにより実施内容や使用する機材は若干異なりますが、以下の様な検査が行われます。
- 視力検査:裸眼および矯正視力の測定
- 裸眼視力とレーシック手術により、どこまで視力が回復するか検査します。
- 屈折率(屈折度)、角膜曲率半径測定査 / 角膜径・瞳孔径測定
- オートレフケラトメーターなどをつかって屈折率(近視、遠視、乱視がどの程度あるのか)や、角膜のカーブの状態をみます。角膜径、瞳孔径の測定なども。(画像はオートレフケラトメーター「HRK-7000A」)
- 細隙灯顕微鏡検査(さいげきとうけんびきょう)
- 細隙灯とは強い光源の付いた器械のことで、この細隙灯をつけた顕微鏡によって目を拡大し、強い光をあてて、角膜、結膜、水晶体などの状態を検査し、異常がないか診察します。
- 角膜形状解析
- 角膜の形を測る検査で、角膜の屈折力の分布をコンピューターで解析し、分布図(カラー)にします。この検査で角膜の形状や屈折力を把握することができ、乱視の有無や特徴を調べ、レーシックなどの視力回復手術の適応者であるかどうかの判定をすることができます。(画像はOPD-Scan III)トポグラフィーなども。
- 眼圧検査
- 目の硬さを測ります。空気を吹きつけて測定することで、角膜に触れずに眼圧を測れます。正常値は10~20mmHgでこれより高い場合は緑内障などの疑いがあります(画像はNT-530:非接触眼圧計)
- 角膜厚検査
- 最近ではノンコンタクト型の角膜厚検査器もでています。パキメーターと呼ばれる機械で、角膜の厚さを測定しレーシックに必要な角膜厚があるか検査します。(必要な角膜の厚さ)(画像は角膜厚測定装置US-4000)
- 角膜内皮細胞検査
- 角膜のもっとも内側の層にある細胞である角膜内皮細胞角膜の細胞を数える検査です。角膜内皮細胞を電子映像として撮影するとともに、角膜厚の測定、角膜細密度の計測、など手術に適するかを調べます。(画像はスペキュラーマイクロスコープCEM-530)