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レーシックとは?【基礎知識:目のしくみ:近視とは?】
①角膜は眼球を保護したり、目に入ってくる光を屈折するレンズの役割
②水晶体はカメラでいうところのピントをあわせる役割
③網膜は目に映る映像を脳に伝える役割
④硝子体はゼリー状で眼球の形を保ち、光を網膜に送る役割
近視は角膜の光を屈折する力が強い(角膜が厚くなる)ため、網膜の手前でピントがあってしまいます。だから遠くのものを見るとぼやけてみえてしまうのです。遠視はこの逆で、乱視の場合は焦点が2つ以上できてしまい、2重3重に見えたりします。(遠視もレーシック)レーシックでよく「視力が0.1から1.5へ!!」とかいう体験談などがありますが、実際には「-6D」というような近視度数を使っています。この近視度数が強すぎるとレーシックができないこともあります。(近視度数を測ってみよう!)
レーシック(Lasik)とは、Laser in Situ Keratomileusis「レーザーを角膜に照射し、修正する」という意味ですが、この屈折力を調整して視力を回復させる手術です。(角膜中央部を薄くして屈折率を下げる)
眼の角膜に、ふた(フラップ)を作って開き、屈折を矯正するレーザーをあて、屈折力を変化させます。
ほとんどのレーシックがこの手順を踏みますが、検査方法、フラップの作成方法、レーザーの種類などにそれぞれ違いがあります。
フラップの作成方法で言えば、『ステンレス製の金属刃(マイクロケラトーム)』か『レーザー(イントラレーザー)』で切除するのかなどの違いがあります。基本的にはより薄く、断面がきれいなフラップを作成できる方法がよいと言えます。(フラップが薄い方が良い理由)
フラップの作成方法やレーザーの種類がたくさんあり、何がよいのか迷ってしまうかもしれません。レーシックの種類を大まかにまとめてありますので是非クリニック選びの参考にしてください。ただしレーシックはご自身の目の特徴(特に角膜の形状、厚さ)に大きく左右されますので、適応検査の結果、手術ができないこともあります。